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非定型うつ病と定型うつ病の違いは睡眠障害の差? [うつ病]

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定型のうつ病になると「眠れない」、「睡眠不足」と言った症状に悩まされることが多くなってきます。

しかし、逆に「眠りすぎ」の「過眠」の症状が起きている場合は、非定型うつ病の可能性があります。


うつ病の症状も多岐に渡りますが、自分の自覚症状と定型うつ病の症状を照らし合わせても一致しない時は、「うつ病ではない」と安堵することもあるようですが、過眠状態が続いている状況下では非定型うつ病を疑ってみることも必要でしょう。

非定型うつ病の判定基準は、DSM-Ⅳ-TRによると、「1日10時間以上も眠る病的睡眠が1週間に3日以上あるかどうか?」になっていますが、夜の睡眠と昼寝の合算した時間でもよいということです。

非定型うつ病は、定型うつ病とは違った症状があるため、うつ病としての治療が遅れる傾向にあります。また若い女性に多いのも非定型うつ病の特徴でもあります。


DSM:Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disordersの略で「精神障害の診断と統計の手引き」になります。
DSM-Ⅳ-TRは「精神障害の診断と統計の手引き第4版改訂版」になるようです。


非定型が過眠になる原因


非定型が過眠になる原因の一つに、他者の批判に過敏になることが挙げられます。

非定型の方は、非難、批判を受けると気分が強く落ち込んで行きますが、それに伴って眠気も強く襲ってきます。また体が重くなる鉛様麻痺状態も起きて来て、寝る状況がつくられていきます。

鉛様麻痺(なまりようまひ):体が鉛のように重く感じ、全身だるくなって動けない状態になる。非定型うつ病の判断症状の一つ。


しかし、寝ても夜中に目覚めてしまうので熟睡することはなく、いくら寝ても足りない感じになります。

睡眠をとっても眠気は治まらず、常に眠気に襲われ続けるため、睡眠と覚醒のリズムが崩れると共に生活のバランスも乱れて行きます。

睡眠と覚醒の崩れから昼夜が逆転してしまうと、神経伝達物質のセロトニンやノルアドレナリンの分泌が悪化してしまい、うつ病も更に悪化してしまいます。

過眠が続くと脳の働きは鈍くなり、塞いだ気持ちは更に強くなって行きます。

非定型うつ病を克服する生活改善


非定型うつ病を克服するためには、これまでの過眠から抜け出せるように生活リズムを整えていくことが重要です。

まず、
・決めた時間に起きましょう。
・朝日を浴びましょう。
・散歩をしましょう。

この普通に繰り返す生活リズムを体に覚えさせることが、非定型うつ病を克服するためには重要なのです。










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