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うつ病はストレスで生じた「炎症」が原因!? [うつ病]
新型コロナウイルスが蔓延し、ワクチン接種が始まって1年が経ちました。
この新型コロナが広がり始めた以降、うつ病が悪化したと言う方も少なく無いようです。
悪化した原因には在宅勤務やテレワークなどが考えられているようです。
会社に出勤してた時には家から駅まで歩き、電車に揺られ、階段を上り下りしていましたから、会社に着くまで様々な風景を見たりするでしょう。
これが一つの気晴らしになっていたと考えられます。
ところが在宅勤務、テレワークを強いられて以降、外出がままならなくなり、家にいる時間長くなればなるだけ気を晴らすものが無くなるます。
それじゃー何で気を晴らすと言うと、仕事を早めに切り上げ、お酒を飲もうと思うこともあるでしょう。
お酒が飲めない方の場合なら、お菓子などを食べようと言う方もいらっしゃるでしょう。
会社にいる訳ではないですから、誰も見ていないことを良いことに、仕事をしながらお菓子を食べると言う人も多いのではないでしょうか?
引き籠りで免疫力の低下?
引き籠り状態で、酒と言うアルコールやお菓子と言う炭水化物の手を借りて仕事をしていれば、自ずと胃を壊し、腸を壊し、遂には免疫力の低下を招いてしまいます。以前にもお伝えしましたが、免疫細胞の7割ほどが腸に集まっていますので、アルコールによって胃や腸を痛め、お菓子やファーストフードを手軽に食べることで免疫力を下げてしまいます。
うつ病を患っておられる方に腹痛や下痢、便秘などが続く過敏性腸症候群が発症している割合が高いのは、免疫細胞を痛めて免疫力が低下したことが根底にあるからなのでしょう。
上記のように在宅勤務、テレワーク中での行動が「うつ病」を発症させてしまったりしますしが、すでに「うつ病」を患っておられる方は悪化も懸念される訳です。
うつ病は炎症が原因?
これまでは「炎症」が「ストレス」となり、この「ストレス」によって「うつ病」が発症すと言われてきました。しかし、「ストレス」が「炎症」を生じさせ、この「炎症」によって「うつ病」になると考えられるようになってきました。
ストレスの先に「うつ病」があるのは間違いはないのですが、「炎症」によって「ストレス」が起きているのか?
「ストレス」によって「炎症」が起きているのか?
つまり、「うつ病」はこの二つのどちらかによって発症すると考えられるようになってきましたが、人によってはこの二つが微妙に関わって発症している場合もあると考えられます。
このようなことから考えますと、いかに「炎症」が起きないようにするか、「炎症」を治療するかが、「うつ病」を予防したり、うつ病を治癒するための重要な要素と言えるのではないでしょうか。
ストレスが免疫力を低下させ、その結果として様々な病気が起き、炎症も生じてきますが、脳の「炎症」による「うつ病」もストレスによる免疫力の低下が原因と考えてもいいのではないでしょうか?
ストレスは「うつ病」の原因になりますが、免疫力を極力高められれば、「ストレス」が掛かっても病気の発症は抑えられると考えます。
つまり、「炎症」が起き難くなりますから、「うつ病」を患い難くなると言うことにもなるでしょう。
ですので、免疫力を高め、且つ免疫力の高い状態を継続することができれば「うつ病」を制圧することに繋がり、完治に近づくと考えることもできるのです。
免疫力の低下!
それでは、ご自分の免疫力が下がっているか、否かを下記から判断して見てください。・口の周りにブツブツができる
・口内炎ができる
・疲れが取れにくい
・風邪が治りにくい
・会議や試験の前に体調を壊した
・休みの日に良く風邪を引く
・花粉症や肌荒れが酷くなった
このような兆候が出始めた場合は、免疫力が落ちていると考えてもいいでしょう。
当てはまる項目が多い人ほど、免疫力の低下が著しいと考えられます。
ですので、免疫力が下がっているようでしたら、免疫力を上げるようにしなければ、病気等が発症して炎症を起こすことになります。
では、どのようにすれば免疫力を上げることができるのでしょう?
免疫力を上げる
(免疫細胞の7割が腸に集まっていることは何度か記述しております)・栄養素をバランスよく摂って腸の善玉菌を増やし、免疫細胞を活性化させるようにする。
・「笑い」のある暮らしをして、免疫細胞のNK細胞が増えるようにする。
・体温を上げる
体温が一度下がると
免疫力は30%ほど低下しますから、冷たい飲み物は控え、身体が温まる生姜やニンジン、ゴボウなどを食べるようにします。
・生活習慣を見直す
睡眠時間は7時間以上取るようにし、適度に運動をする。ただし運動のし過ぎは免疫力を低下させる。
このようにして免疫力を上げることがストレスへの対処法になり、「炎症」を抑え込む方法と言うことにもなり、「うつ病」の症状も抑えられる可能性が高くなると考えて良いでしょう。
・・・ですが、炎症がストレスになって「うつ病」を発症する場合もありますし、在宅勤務、テレワークによるストレスが炎症を引き寄せ、この炎症が「うつ病」を発症させる構図となりますから、「うつ病」を患っておられる方は如何に「炎症」を抑えるか!「炎症」を治療するかが急務と言えるでしょう。
「うつ病」の原因に「炎症もある」と言う考え方が広まれば、「うつ病は甘え」、「心の弱い方がなる病気」と言った認識が減少するのではないでしょうか?
まとめ
「うつ病」は、「甘え」、「心の弱い方がなる病気」と言われてきましたが、その認識は間違いと言わざるを得ません。
また、これまでは身体に生じた「炎症」が「ストレス」となり、この「ストレス」によって「うつ病」が発症すると言われてきました。
確かに「うつ病」はこのようにして患う場合もあるのですが、今では「ストレス」が「炎症」を生じさせ、この「炎症」によって「うつ病」を患うと考えられるようになりつつあるのです。
★うつ病は「炎症」が「ストレス」となり、ストレスがうつ病を発症させる場合と、ストレスが「炎症」を起こし、「炎症」がうつ病を発症させる2通りがあるようです。
どちらの場合も、ストレスとうつ病は切っても切れない関係のようです。
ストレスによって免疫力は低下しますが、免疫力アップを継続することでストレスによる免疫力の大幅な低下は抑えられると考えますで、うつ病の症状も改善すると思います。
うつ病の症状が思うように改善しない場合は、こちらの方法もお試しください。
→ うつ病が治る予感!「うつ病改善マニュアル」
少しでも改善が見られるように、毎朝歯を磨くように手を抜かないで、頑張って続けてください。
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