うつ病の原因が歯の治療に使われた銀歯? [うつ病]
歯が虫歯になり、治療を受けたという方はいらっしゃるでしょうね。
穴の開いた所を銀で詰めてもらったので、治ったから大丈夫!と言う方もおられるでしょう。
この穴の開いた虫歯に詰められていたり、歯に被せられてた金属は銀ではありません。
この金属はアマルガムと言うもので、水銀50%、銀35%、スズ9%、銅6%、それに鉛が若干入っているものです。
虫歯の治療に使われたアマルガム
アマルガムは殺菌力に優れているので、歯科医院で虫歯の治療に使われてきました。
しかし、このアマルガムも現在では使われてはいません。
なぜなら、アマルガムの成分を見て分かる通り毒性の強い水銀が入っているからなのです。
このアマルガムを日本では30年ほど前から使われなくなりましたので、現在では殆ど使っている歯医者さんはいないようです。
そして、アマルガムに替わって、金銀パラジウム合金が使われるようになりましたので、アマルガムと金銀パラジウムの見分け方は次のようになります。
アマルガムと金銀パラジウムの見分け方
虫歯の詰め物を見た場合、光沢のある銀色なら金銀パラジウムになり、黒く変色しているようでしたらアマルガムと思って良いでしょう。
とは言え、多くの人の虫歯の治療に使われたアマルガムは、今でもお口の中に残っているようです。
そして、このアマルガムに使われている水銀は容易に気化するのです。
どういうことかと言いますと、アマルガムの水銀は、お口の中で気化し続けていると考えられるのですね。
そして、熱い食べ物や飲料水を口に入れた場合には、より水銀の気化が強まり、体内に蓄積され続けると言うことになるようです。
つまり、虫歯の治療でアマルガムを使われた方は、ズーッと体内に水銀が蓄積されているのです。
水銀と言う毒性の強い重金属を溜めているのですから、体に何の影響も現れないと言うことは無いのです。
人体に有害な重金属はいろいろありますが、この水銀は神経系統への毒性が強いのです。
・・・と言うこと察すると、水銀を体内に蓄積されている方は視力や味覚の低下は元より、頭痛や喘息、アレルギー、そしてうつ病などを発症させたり、うつ症状を起こすことになります。
その他にも集中力が無くなったり、疲れやすくなったりしますし、胃腸の不具合、不眠症の原因にもなるのです。
このような水銀が体に悪影響を及ぼすことから、現在では歯の治療に使われることはないのですが、先ほども記しました通り、お口の中にアマルガムが残っている方は非常に多いのです。
そして、気化した水銀の影響を受けているにも関わらず、アマルガムを取り除かずに畑違いの病院の門をくぐっているのです。
アマルガムをお口に残したまま妊娠した場合、そのリスクはどのようなものなのでしょう?
妊婦のアマルガムの影響
かつて虫歯を治療し、お口の中にアマルガムがあるのを知らないでいる妊婦さんも多いと思います。
しかし、有毒の水銀は胎盤を通して胎児にまで届いてしまいます。
もちろん、生まれた赤ちゃんが飲む母乳にも水銀は含まれていると思って良いでしょう。
水銀は血液を通し、母乳を通して赤ちゃんに大きな影響を与えることになり、奇形や身体、精神の障害が起こり得ると言うことです。
さらに、子供に多いアトピー性皮膚炎を発症する懸念もあるのです。
水銀がうつ病を起こす
水銀は神経系統への毒性が強いのですから、気化した水銀を溜め続けている方は、うつ病を発症している可能性が高いと言えるでしょう。
ですから、これ以上水銀を取り込まないようにしながら、水銀の排出に力を入れるべきなのです。
つまり、重金属である水銀の排出方法を考えなければいけないのです。
そのためにはキレーション(排毒)を行うことも重要で、水分を十分摂ったり、水溶性食物繊維や乳酸菌も摂ることでも腸内環境は整えられますから、便や尿から水銀が排泄されるようになります。
また、「ビタミンC」や「ビタミンE」、「セレン」などの抗酸化物質を摂ることも水銀の排出に効果があります。
さらに亜鉛や鉄、カルシウム、マグネシウムなどのサプリメントを摂ることでも水銀の排出を促します。
しかし、いくら体内に蓄積されている水銀を排出したとしても、お口の中に水銀を気化させ、蓄積させるアマルガムが存在していたのでは、全くのムダに近い状態と言うことになります。
このようなことから、かつて虫歯の治療にアマルガムが使われていた方は、歯からアマルガムを取り除くことが出来れば、うつ病が改善する可能性が有ると言うことなのです。
こんな事例があります。
イギリスのハンプシャーのある女性
21歳の時、虫歯の治療に銀の詰め物をして以来、40年と言う長い期間、慢性的うつ状態に苦しんでいました。
カウンセリングを受けても、抗うつ剤を飲んでも改善に至りませんでした。
ですが、友人が歯の詰め物が原因では・・・とのアドバイスで、歯の詰め物のアマルガムを除去したところ、40年に渡る苦痛が消えたということです。
これはアマルガムに含まれている水銀の影響で、うつ状態が長期間に及んでいた事例ですから、虫歯に銀の詰め物がある方は取り除くことによって、うつ病やこれまで改善しなかった不定愁訴が消える可能性もあるのです。
アマルガムの水銀の影響により、次のような症状が見られるようです。
・口の中がヒリヒリする感じがする
・舌がザラザラしている感じがする
・舌が腫れぼったい
・歯茎が痩せる
・顎に痛みがある
・口内炎がある
・口内に潰瘍がある
・大腸炎がある
・便秘をする
・下痢をする
・胃の膨張感がある
・胸やけがする
・めまいがする
・手足が震える
・味覚、臭覚障害がある
・体に痺れや麻痺を感じる
・手足に汗を掻きやすい
・抜け毛が起きる
・甲状腺に異常がある
・目に圧迫感がある
このような症状がうつ症状と共に現れている場合は、アマルガムの水銀の影響によるものと考えた方がいいでしょうから、早期に取り除くべきでしょう。
それでは、どのようにしてアマルガムを取り除くのでしょう?
アマルガムの除去
アマルガムの除去は歯科医院で行われますが、アマルガムを削って取り除きます。
その時、水銀が飛び散りますから飲み込まないようにすること!体内に取り込まないようにすること!が非常に重要ですから、アマルガムの除去をしているか否か、除去している医院なら設備のしっかりした歯科医院で除去しなければなりません。
このようにお口の中にアマルガムが存在すると、水銀の影響で様々な病気を発症するリスクがあると思われます。
お口の中にアマルガムがある限り、病状に従って病院を訪ねても改善には至らないと考えます。
最後に
兎にも角にも、お口からアマルガムを除去しなければ、うつ病は改善しないと思います。
また、原因不明の疾患も、水銀が影響していると考えられますから、虫歯の治療にアマルガムを使われている可能性のある人は、早期に除去すべきではないでしょうか?
うつ病が治る予感!「うつ病改善マニュアル」