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スーパーフードにうつ病改善効果はない?! [うつ病]

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スーパーフードは美肌、美白、アンチエイジング効果が期待できることから、女性に持てはやされています。

スーパーフード発祥の地であるアメリカが認知、評価しているスーパーフードのうつ病への効果が気になってしまいます。

スーパーフードの会社「サンフード」によれば、スーパーフードとは「12以上の栄養成分が含み、一般的に摂ることが出来る野菜や果物より栄養価が高く、体に必要な栄養素のみ含まれる」と、3条件が示されております。

このようなことから、スーパーフードは野菜や果物とサプリメントとの中間に位置していると言えるでしょう。

しかし、特筆すべき栄養素が全体の何%含まれているのか、何%含まれていればスーパーフードと呼べるのかの明確な定義がなされていないことも、またスーパーフードの未知なる可能性を暗示しているのかも知れません。

スーパーフードが美容に良いということは、研究等で明らかになってはいるようですが、明確に示されていないのが現実のようです。

そんな中、確実に増えつつあるうつ病を、スーパーフードを摂ることで改善に向かわせることが可能か否かが、うつ病に苦しむ方や関係者の注視していることは確かなことでしょう。

スーパーフードに含まれる成分は様々で、共通している成分は無いようですから、今後スーパーフードの一部がうつ病を改善するとしても、全てに効果が現れるかは疑問です。しかし、現実問題として、トリプトファンが倖せホルモンと呼ばれるセロトニンを増やすことは明らかなのです。またビタミンB6もセロトニンの生成に効果が有りますから十分摂ると良いでしょう。

うつ病を改善に向かわせるトリプトファン

セロトニンの分泌がうつ病の改善に効果があると言われてきましたが、セロトニンを分泌させるには、トリプトファンが大きく関係していることを知らなければいけません。

セロトニンを分泌させるトリプトファン

トリプトファンはセロトニンを生成させる働きがありますから、これまで以上にセロトニンを分泌させるトリプトファンが含まれる食物を摂らなければ、うつ病の改善は見込めないのでは・・・と考えます。

トリプトファンが含まれる食材

毎日摂っている食材に含まれるトリプトファンの量は、次のようになります。なお、トリプトファンは成人の体重1kg当たり2mgが必要となりますから、体重50kgでは100mgが1日当たりの必要量になります。

< トリプトファンが多く含まれる食材 >

● 肉類(可食部・mg/100g)
・牛レバー  290mg
・豚レバー  290mg
・鶏レバー  270mg
・牛挽肉    200mg
・豚挽肉    200mg
・鶏挽肉    240mg

● 魚類(可食部・mg/100g)
・マグロ    300mg
・カツオ    300mg
・ブリ      250mg
・アジ      115mg
・イワシ   110mg

● 野菜類(可食部・mg/100g)
・枝豆       120mg
・ホウレン草    51mg
・ブロッコリー  40mg
・春菊            35mg
・キャベツ        9mg

● 卵類(可食部・mg/100g)
鶏卵            110mg

● 豆類(可食部・mg/100g)
・大豆         100mg
・納豆           90mg
・豆乳          80mg

● 果物類(可食部・mg/100g)
・アボカド        125mg
・キウイフルーツ    13mg
・バナナ             10mg


このようなトリプトファンの量から言えば、一般的な家庭の食事では必要量を満たしていると考えても良いのではないでしょうか。


またビタミンB6が含まれる食材は、上記の肉類や魚類にも沢山含まれておりますから敢えて記しませんが、不足することが無いよう、バランスを考えて摂るようにしてください。



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うつ病の発症にタバコが関わっていた! [うつ病]

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ご存知と思いますが、喫煙期間が長いほど、高血圧や肺ガンになるリスクは高くなります。

タバコが健康を害することは、ほとんどの方が理解していると思います。そして、精神面にも影響を及ぼしているのがタバコなのです。


ニコチンと似た構造を持つ物質「アセチルコリン」は脳内にありますが、このアセチルコリンを蓄える倉庫がいっぱいになると、ドーパミンは分泌されます。

タバコを吸ってニコチンが体内に入ると、脳はアセチルコリンとニコチンの判別が出来ない状態になり、倉庫をニコチンでいっぱいにしてドーパミンを分泌してしまいます。


ですから、タバコを吸うとドーパミンが分泌されて、心地良い気持ちを感じてしまいます。

しかし、日常的にニコチンが体内に取り込まれると、正常なホルモン分泌が出来なくなってしまいます。つまり耐性が出来てしまう訳です。

それが更に喫煙量を増やして、セロトニンやドーパミンを求めてしまいますから、ホルモンの分泌を促し続けるニコチン依存症(ニコチン中毒)になってしまいます。
要するに、負の連鎖そのものが起きて、肺疾患や心臓病へと近づいて行くと言っても良いでしょう。


うつ病とタバコ

タバコが体に悪いことは、どなたでも認める事実なのですが、精神に悪影響を与えていると言うことは、あまり知られていないようです。

喫煙は脳の萎縮を招くとも言われており、萎縮した脳はホルモンの分泌を阻害している可能性があります。

そして、ホルモンの分泌を促そうとタバコを吸い続け、ニコチンを体内に取り入れては脳を萎縮させるいう、悪循環を繰り返しているとも考えられます。

その結果として、先ほども触れましたニコチン中毒に陥る方も現れてきます。


チェーンスモーカーのように絶えずタバコを吸い、ニコチンを体内に取り込まないと精神の安定を保てなくなり、イライラや不安などの離脱症状が生じてきたりします。いわゆる、うつ病の原因となっている症状が起きる訳で、うつ病を患っている方は更に悪化する可能性も否定できません。


うつ病の改善に禁煙!

喫煙を続けてこられた方が禁煙を実施したところ、不安やストレスが改善した、軽減したと言う報告があります。これは、禁煙することで精神に良い影響を与えた結果ということに他なりません。

つまり、うつ病を患っている方が禁煙した場合、改善する期待が十分持てるということになるでしょう。


タバコが体に有害と言うことは明らかですが、うつ病の発症にも関わっているようです。

現在、うつ病を患っている方が禁煙する場合は、医師と相談してから実施すべきと考えます。








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