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うつ病に効果が期待できる運動療法! [うつ病]

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うつ病を患っておられる方が多い原因は、社会の複雑化に伴うストレスの増加と言えるでしょう。

人間関係の希薄から来る様々なハラスメントもうつ病を発生させる原因の一つになっているようです。

現在の生活環境を考えると、うつ病は特殊な人間が患う病気ではなく、誰もが罹る病気と考えて良いでしょう。

うつ病の治療には薬物療法で対処することが多いですが、生活習慣を改善してうつ病にならないようにすることが重要と言われるようになってきました。

生活習慣の改善は健康的な心身を作ることに繋がることから、「運動」、「食事」、「睡眠」の3点は、より良いものにすべきなのです。

この運動、食事、睡眠の中で、特に重要と考えるのが「運動」になります。

運動をすることで食欲が増加し、疲労によって眠りに付きやすくなる、つまり食事と睡眠の改善に繋がるという意味から、運動はうつ病の改善が期待できるということになります。

うつ病の運動療法とは?

運動した後は、疲れはあるものの爽快感やスッキリ感を持ったことは誰でもあると思います。

この感覚は、健康な方だけが感じるものでしょうか?
それとも、うつ病の方も感じるものなのでしょうか?

研究によると、この感覚がうつ病を改善させると言う報告が、多数あると言うことです。

そして、運動によって、うつ病が悪化したという報告は殆どないということから、運動のうつ病改善効果は納得できるものではないでしょうか。

運動の睡眠への影響

先ほどもお伝えしましたが、運動することにより適度に疲労感を覚え、睡眠の質が向上します。

運動する方は寝つきが良いと言いますし、睡眠時間が長く、深い眠りに入ることが多く、夜中に目覚める途中覚醒も少ないことは良く知られています。

このようなことから、運動は睡眠の質を向上させ、目覚めている時の気分も向上させることが納得できると思います。

運動療法で体力向上!

運動療法が、うつ病を改善に向かわせることは理解できたと思いますが、体力が上昇することも特筆すべきことです。

うつ病になった場合を想定すると、家で閉じこもりがちになってしまったりしますし、場合によっては休職もあるでしょう。

そのような時には通勤することもなくなるので、1日の歩数は激減と言うよりも、皆無に近い状態になります。

そうなると、体力も激しく落ちることは目に見えています。

ですから、運動療法で体を動かすことは、仕事への復帰に向けても重要な意味を持つと言って良いでしょう。

そうして、体力は作られて行くと共に集中力は上昇し、ストレス耐性も高くなっていくと考えます。

無理のない運動

運動経験がある方は良いですが、運動をしたことが皆無に近い方は、十分注意しないと足腰を痛めることもあります。

運動療法を実施する場合は、整形外科や内科の医師に相談してから行うようにして下さい。

運動療法は有酸素運動で!

運動療法を行う場合は、有酸素運動が良いでしょう。

無理のないウォーキングやジョギングを短い距離でゆっくり行うことが、良い結果をもたらしてくれると思います。








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非定型うつ病と定型うつ病の違いは睡眠障害の差? [うつ病]

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定型のうつ病になると「眠れない」、「睡眠不足」と言った症状に悩まされることが多くなってきます。

しかし、逆に「眠りすぎ」の「過眠」の症状が起きている場合は、非定型うつ病の可能性があります。


うつ病の症状も多岐に渡りますが、自分の自覚症状と定型うつ病の症状を照らし合わせても一致しない時は、「うつ病ではない」と安堵することもあるようですが、過眠状態が続いている状況下では非定型うつ病を疑ってみることも必要でしょう。

非定型うつ病の判定基準は、DSM-Ⅳ-TRによると、「1日10時間以上も眠る病的睡眠が1週間に3日以上あるかどうか?」になっていますが、夜の睡眠と昼寝の合算した時間でもよいということです。

非定型うつ病は、定型うつ病とは違った症状があるため、うつ病としての治療が遅れる傾向にあります。また若い女性に多いのも非定型うつ病の特徴でもあります。


DSM:Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disordersの略で「精神障害の診断と統計の手引き」になります。
DSM-Ⅳ-TRは「精神障害の診断と統計の手引き第4版改訂版」になるようです。


非定型が過眠になる原因


非定型が過眠になる原因の一つに、他者の批判に過敏になることが挙げられます。

非定型の方は、非難、批判を受けると気分が強く落ち込んで行きますが、それに伴って眠気も強く襲ってきます。また体が重くなる鉛様麻痺状態も起きて来て、寝る状況がつくられていきます。

鉛様麻痺(なまりようまひ):体が鉛のように重く感じ、全身だるくなって動けない状態になる。非定型うつ病の判断症状の一つ。


しかし、寝ても夜中に目覚めてしまうので熟睡することはなく、いくら寝ても足りない感じになります。

睡眠をとっても眠気は治まらず、常に眠気に襲われ続けるため、睡眠と覚醒のリズムが崩れると共に生活のバランスも乱れて行きます。

睡眠と覚醒の崩れから昼夜が逆転してしまうと、神経伝達物質のセロトニンやノルアドレナリンの分泌が悪化してしまい、うつ病も更に悪化してしまいます。

過眠が続くと脳の働きは鈍くなり、塞いだ気持ちは更に強くなって行きます。

非定型うつ病を克服する生活改善


非定型うつ病を克服するためには、これまでの過眠から抜け出せるように生活リズムを整えていくことが重要です。

まず、
・決めた時間に起きましょう。
・朝日を浴びましょう。
・散歩をしましょう。

この普通に繰り返す生活リズムを体に覚えさせることが、非定型うつ病を克服するためには重要なのです。








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