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うつ病の発症にタバコが関わっていた! [うつ病]

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ご存知と思いますが、喫煙期間が長いほど、高血圧や肺ガンになるリスクは高くなります。

タバコが健康を害することは、ほとんどの方が理解していると思います。そして、精神面にも影響を及ぼしているのがタバコなのです。


ニコチンと似た構造を持つ物質「アセチルコリン」は脳内にありますが、このアセチルコリンを蓄える倉庫がいっぱいになると、ドーパミンは分泌されます。

タバコを吸ってニコチンが体内に入ると、脳はアセチルコリンとニコチンの判別が出来ない状態になり、倉庫をニコチンでいっぱいにしてドーパミンを分泌してしまいます。


ですから、タバコを吸うとドーパミンが分泌されて、心地良い気持ちを感じてしまいます。

しかし、日常的にニコチンが体内に取り込まれると、正常なホルモン分泌が出来なくなってしまいます。つまり耐性が出来てしまう訳です。

それが更に喫煙量を増やして、セロトニンやドーパミンを求めてしまいますから、ホルモンの分泌を促し続けるニコチン依存症(ニコチン中毒)になってしまいます。
要するに、負の連鎖そのものが起きて、肺疾患や心臓病へと近づいて行くと言っても良いでしょう。


うつ病とタバコ

タバコが体に悪いことは、どなたでも認める事実なのですが、精神に悪影響を与えていると言うことは、あまり知られていないようです。

喫煙は脳の萎縮を招くとも言われており、萎縮した脳はホルモンの分泌を阻害している可能性があります。

そして、ホルモンの分泌を促そうとタバコを吸い続け、ニコチンを体内に取り入れては脳を萎縮させるいう、悪循環を繰り返しているとも考えられます。

その結果として、先ほども触れましたニコチン中毒に陥る方も現れてきます。


チェーンスモーカーのように絶えずタバコを吸い、ニコチンを体内に取り込まないと精神の安定を保てなくなり、イライラや不安などの離脱症状が生じてきたりします。いわゆる、うつ病の原因となっている症状が起きる訳で、うつ病を患っている方は更に悪化する可能性も否定できません。


うつ病の改善に禁煙!

喫煙を続けてこられた方が禁煙を実施したところ、不安やストレスが改善した、軽減したと言う報告があります。これは、禁煙することで精神に良い影響を与えた結果ということに他なりません。

つまり、うつ病を患っている方が禁煙した場合、改善する期待が十分持てるということになるでしょう。


タバコが体に有害と言うことは明らかですが、うつ病の発症にも関わっているようです。

現在、うつ病を患っている方が禁煙する場合は、医師と相談してから実施すべきと考えます。










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