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ペットを飼ってうつ病が改善する?アニマルセラピー! [うつ病]

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高齢者がペットを飼うと認知症の予防効果が高くなると言われています。

動物の持っている癒し効果が認知症にも良い結果をもたらしていることから、動物の力を借りて心身を正常に回復させる治療法、アニマルセラピーが話題になっています。

アニマルセラピーという言葉は日本の造語で、「動物介在療法(AAT)」と、「動物介在活動(AAA)」、「動物介在教育(AAE)」に分類されております。

高齢者の福祉施設では、アニマルセラピーの効果が高いことから積極的に取り入れられております。

動物の癒し効果が症状軽減につながるとの観点から、新たにペットを飼育する方もいらっしゃるようです。

しかし、基本的に動物が好きな方へのアニマルセラピーですから、動物の嫌いな方や動物恐怖症の方の場合は逆効果になることも考えられます。


うつ病の方がペットを飼うメリット・デメリット


うつ病の方がペットの癒し効果により症状が改善するメリットがありますが、逆にデメリットがあることも十分考慮する必要があります。

飼われているペットは多種多様に及びますが、一般的には犬や猫がほとんどで、一番馴染みのある犬や猫が当然癒し効果が高くなります。


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犬や猫の愛らしい顔や仕草は癒し効果を発揮してくれますが、それ以上にあるのがデメリットと言えるでしょう。

気まぐれなペットの勝手な行動にイライラすることがあるでしょう。
犬や猫を室内で飼う場合はケージの掃除をしなければいけませんし、犬の場合は散歩もしなければいけません。

メダカを飼うにしても、水槽の掃除を怠ると亡くなってしまいます。

更にエサの調達、排尿・排便の処理などの世話をしなければいけません。
ペットが亡くなった場合は、埋葬や墓の用意をすることもあるでしょう。

とにかくペットを育てるには、それだけの手間暇が掛かることを認識しなければいけません。

様々な面倒と比較し、ペットを飼う方がうつ病の改善度合いが高い、家族の誰かががペットの面倒を少しでも見てくれるのなら、飼っても良いとは思います。


ペットの癒し効果を望む場合、寿命の長い動物を飼う必要があるでしょう。

犬や猫の寿命ですが、大体犬は13~15年、猫で10~13年は生きていられるようですが、ハムスターは2~3年、メダカで1~2年が寿命になります。

ペットはどんなペットでも癒してくれればいいですが、寿命が来た時ににはペットロス症候群より、うつ病の悪化が懸念されます。


ペットロス症候群
ペットが亡くなってしまったり、行方不明になったり、持ち去られたりした時、ストレスが生じて様々な精神的、身体的症状が起こる。


ペットには癒し効果を求めるだけではなく、しっかり飼ってあげることが必要で、それができないのであるなら飼わない方が良いでしょう。

飼い続ける自信がない場合は、レンタルペットを利用する方法もあります。
また、動物カフェを利用し、初めて触れ合う動物に癒されることもあるでしょう。


ペットは常に癒すとは限りませんから、安易に飼ってうつ病を悪化させてしまうケースもあるので十分注意して下さい。






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